よくある質問
Q
居合を始めるために何が必要ですか?
A
居合を始めるためには、居合刀と呼ばれる刃が無い刀を利用します。道着、襦袢(肌着)、膝あて、帯など一式揃えると5~6万円ぐらいが必要になります。
ネットショップで初心者向けの安価なセットもありますので、一度ご覧いただければと思います。
Q
居合にも段位はありますか?
A
昔は各道場や流派で免許皆伝など出していましたが、現在は所属の団体が発行することが一般的です。私たちが所属する全日本剣道連盟では一級、初段~八段までの段位があります。
また、段位とは別に称号として錬士、教士、範士があります。
Q
居合にも試合があると聞きました。どのような形で行うのでしょうか
A
居合道の試合は剣道のようにお互いに向かい合って行うものではありません。2名又は複数名で演武を行い、技の完成度を競うものになります。個別に行うのか、一斉に行うのかの違いはありますが、空手の形の試合などが似ています。
また、勝敗の判定は2名の場合紅白の旗で行います。審判3名のうち2本以上の旗が上がった方が勝ちとなります。
Q
時代劇などで刀をポンポンしているのを見ます。
A
時代劇などで刀につけているのは、打ち粉と呼ばれる砥石を砕いた粉です。刀の錆びを防止するため、古い油を取り、新しい油を付けることで空気と触れないようにしています。
それでも錆びてしまった場合は研ぎ師と呼ばれる方に研ぎを依頼することになります。
Q
真剣を買うには資格が必要ですか?
A
日本刀は「銃砲刀剣類所持等取締法第14条」の規定により、美術刀剣として扱われます。購入するのに資格は必要ありませんが、各都道府県の教育委員会に登録しなければなりません。
購入した日本刀は「銃砲刀剣類登録証」が必要です。
Q
居合道に興味はありますが、体力に不安があります
A
居合道は剣道と異なり相手がいません。そのため、自分のペースで稽古することが出来ます。当会では80才から始めた方もいらっしゃいます。剣道のような対人武道はどうしても相手に合わせて動くため、体力が必要になりますが、居合は自分のペースで稽古することが出来ます。
また、居合を稽古する効能として、体力だけでなく以下のようなメリットがあります。

①居合は動きのある禅とも言われます。一つのことに打ち込むことでストレス発散に繋がります。
②居合は指先や足裏の感覚が重要です。指先や足裏を使う事で脳の活性化に繋がります。
③居合は形を行うため、姿勢の綺麗さも重要です。日常の姿勢改善にも繋がります。

inserted by FC2 system